2008年の大河ドラマ「篤姫」の第50話、最終回「一本の道」のあらすじは以下の通りです。
天璋院(宮崎あおい)は、大奥を去り、江戸城を明け渡しました。徳川家は約400万石から70万石に減封され、第十六代当主、徳川家達は駿府にお国がえとなり、家臣ら家族とともに江戸を離れます。天璋院は、徳川家を守り続けるため、明治という新しい時代にひとり立ち向かいます。
明治元年(1868年)12月、元号が明治となり、江戸が東京となって帝が江戸城に入られたことを知り、天璋院は、自分たちが大奥に住んでいた頃が遠く感じられます。新政府は日本国を一新すべく権力を一気に握ろうとしていましたが、その中心になるのは薩摩でした。
薩摩からお幸(樋口可南子)が訪ねてきて、これまでの苦労をねぎらいます。天璋院は「母の教えのおかげ」と感謝の言葉を告げます。その後、小松帯刀(たてわき)は大阪で病死します。
このエピソードは、天璋院が新しい時代に適応し、徳川家の存続のために奮闘する姿を描いています。