映画とドラマに沼る主婦

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大河ドラマ「平清盛」第41話のあらすじ

 

大河ドラマ平清盛」第41話のあらすじは以下の通りです。

大河ドラマ平清盛」の第41話「賽(さい)の目の行方」

 

1176年、建春門院を失った後白河法皇は、滋子さまの思い出に浸る日々を過ごしていました。何を歌っても、何を見ても、滋子さまのことばかりが頭に浮かぶのです。そんな中、法皇の心には滋子さまがいなくなった空虚感を埋めるように、黒い感情が芽生え始めます。愛する滋子がいなくなったのに、平家がまだ力を持っていることが法皇には耐え難く、平家に対する憎しみが増していきました。

 

一方、伊豆では源頼朝が政子の前向きな人間性に心を開き始め、二人の関係が深まっていきます。平家打倒の狼煙が上がり、ついに動乱の時が訪れようとしていました。

 

法皇は出家させていた2人の息子を還俗させ、高倉帝の猶子に迎えます。これにより、平家は動揺し、法皇と平家の間には緊張状態が生まれます。法皇は平家の知盛を差し置いて自分の近臣を蔵人頭に任命し、法皇と平家の対立は決定的なものとなります。

 

翌年の1177年、清盛の招きに応じて法皇は福原に来られます。美しい海を眺め、波の音を聞きながら、滋子さまと過ごした日々を思い出されます。しかし、その時と違うのは、滋子さまがいないことだけでなく、法皇を取り巻く空気が変わっていたことです。法皇の側には常に西光と藤原成親がおり、彼らはもはや平家の敵でしかありませんでした。

 

このエピソードは、法皇と清盛、そして源頼朝北条政子という、後の世を揺るがす重要な人物たちの関係が変化し始める重要な転換点を描いています。歴史の大きなうねりの中で、個々の人物の感情や思惑が複雑に絡み合う様子が見事に表現されています。