中国ドラマ「塵縁<じんえん> ~Destiny Lovers~」:(原題)「塵縁」第30集 あらすじ
紀若塵は神州気運図から、すでに西玄派が天下の各派に包囲され、危機的な状況にあることを知ります。張殷殷は紀若塵に、自分を人間界に連れ戻し、西玄派を救うように頼みます。この時、魔君として目覚めた紀若塵は、女娲の涙の呪いを解く方法を既に理解しており、張殷殷の記憶を取り戻す自信を持っていました。そこで、紀若塵は張殷殷を連れて九幽を離れ、破壊された灵穴の地から人間界へ戻る決意を固めます。
清灵聖境の廃墟で、紀若塵と張殷殷の祭りが行われている中、紀若塵の姿を見た济天下は驚き、魔君となった紀若塵に、三界の安泰に関わる修羅塔を破壊したかどうかを尋ねます。紀若塵は冷たく、「もはやかつてのような操られる駒ではない。三界を救うかどうかは、自分の考えで決める」と答えます。その後、張殷殷が妖皇大軍が西玄派の包囲に加わるのを阻止しようとしているのを見た紀若塵は、すぐに妖皇大軍の陣営へ向かいます。
西玄山の下で、顧清は国師・孫果の手下として戦うことを拒み、最終的に西玄派への攻撃を止めることを決め、吟風も仕方なく彼に従うことにします。紀若塵と張殷殷が人間界に戻ると、冥山妖皇が妖将を率いて西玄山へ向かっているところに出くわします。張殷殷と青衣が偶然出会い、冥山大軍を止めようとします。紀若塵は魔君の姿で冥山妖皇の前に現れ、彼に即座に撤退するように促しますが、冥山妖皇は従わず、紀若塵は一気に手を打つ準備をします。