映画とドラマに沼る主婦

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華流ドラマ『夢織姫(ゆめおりひめ)~秘密の貴公子に恋をして~』見どころは? ネタバレ 第4話のあらすじは以下の通りです。

 

華流ドラマ『夢織姫(ゆめおりひめ)~秘密の貴公子に恋をして~』見どころは? ネタバレ 第4話のあらすじは以下の通りです。

班婳は、容瑕の屋敷とわずか一つの壁を隔てた場所に新しい邸宅を構えます。彼女は夜空に華やかな花火を打ち上げ、隣家の容瑕がそれを見て思わず微笑むほど、彼の気分を和ませました。ところが、班婳の侍女・軟綿綿が容瑕の屋敷を訪れると、門前で杜九にあっさり追い返されてしまいます。

翌朝、容瑕が出仕すると、班婳がいつも通り馬車を差し向けていないことに気づき、昨夜の杜九の無礼が彼女を怒らせたのだと勘違いします。そこで杜九に数々の贈り物を持たせ、謝罪の意を伝えるよう命じました。杜九が班家を訪ねると、軟綿綿は昨日の仕返しとばかりに彼を一時間も待たせ、ようやく「班婳様は外出中です」と伝えます。そして、班婳が書いた手紙を渡しました。その手紙には、容瑕を郊外へ誘う内容が書かれていました。

約束の日、容瑕は手紙の通り郊外に赴き、凍りついた湖の上で待つ班婳と班恒に出会います。実は、容瑕は滑氷(スケート)が嫌いで、屋敷の氷もすべて割らせていたほどでした。杜九は止めようとしましたが、容瑕は彼を制し、班婳の誘いを断りきれず、しぶしぶ氷の上へ。班婳は美しく、滑りも見事。容瑕は久しぶりに滑氷を体験しながら、幼い頃に兄と過ごした思い出を思い出します。やがて彼の心は自然と班婳に惹かれていきました。

ところが、湖の中央の氷が薄く、容瑕は足を滑らせて冷たい水中に落ちてしまいます。そのころ、宮中では二皇子・蒋洛が謝婉瑜との婚姻を命じられ、これを拒否。激怒した皇帝は彼を平手打ちし、軟禁を命じます。この件は瞬く間に町中に広まり、「二皇子が皇帝を殴った」など、さまざまな噂が飛び交いました。

一方、湖に落ちた容瑕は班婳に助けられます。容瑕は杜九に自分の大氅(外套)を持ってこさせ、それを班婳の肩にかけ、命を救ってくれた感謝の印としました。しかし、この一部始終を石飛仙の手下が密かに見ており、すべてを彼女に報告。石飛仙は激しく怒り、「容瑕に班婳を嫌わせよう」としていた計画が、逆に二人の仲を深めてしまったことに憤ります。

一方、謝府では謝啓臨が診察を受けていました。ところが、医者のそばにいた覆面の弟子が、無礼な態度を取ってすぐに部屋を出ていきます。実はその弟子の正体は杜九で、容瑕の命令で屋敷内を探っていました。彼は夫人の失くした手串を探しましたが、見つかりません。容瑕は「誰かが意図的に惑わせている」と推測します。

その頃、班婳は容瑕の見舞いに出向きますが、容瑕は管家に命じて門前払いさせました。班婳は代わりに石狛犬の置物を贈り、容瑕が病を患っていると聞くと、弟と共にすぐ帰路につきます。道中、酒場で貧しい書生・沈鈺が、班婳の名誉を侮辱した客に立ち向かう場面に出くわしました。小競り合いの末、沈鈺は追い出されますが、班婳は事情を知ると彼をかばい、無礼な客たちを叱責。さらに太っ腹にも「これからは寒門の学生のみを宿泊させ、費用はすべて班家が負担する」と宣言します。沈鈺はその姿に感銘を受け、班婳への想いを深めました。

一方、杜九は「謝家をくまなく探したが、手串は見つからなかった」と報告。容瑕は背後に誰かの陰謀を感じ取ります。

その後、班婳と班恒は「班家書院」を開設し、貧しい家の子弟に学問の機会を与えます。これに感動した沈鈺は、ついに静亭侯のもとを訪れ、「班婳を妻に迎えたい」と願い出ました。これを聞いた父・班淮は激怒し、班恒に命じて沈鈺を屋敷から放り出させます。それでも沈鈺は諦めず、班家の門前に居座り続けました。

この話はやがて宮中にも届き、皇帝は「班家が書院を設けたとは立派なことだ」と称賛します。班淮はかえって困惑し、朝議の席で容瑕に意見を求めますが、容瑕は「私には口を挟む立場にありません」と静かにかわしました。

帰宅した班淮は、娘に「成安伯(容瑕)は病気などではなかった」と告げます。班婳はショックを受け、これまでの彼の冷淡な態度の裏に何があるのか、ますます混乱するのでした。