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NHK大河ドラマ「徳川慶喜」はどんな話? あらすじ、キャスト、みどころ

1998年に放送されたNHK大河ドラマ徳川慶喜」は、司馬遼太郎の作品『最後の将軍 徳川慶喜』を原作としています。このドラマは、江戸幕府最後の征夷大将軍である徳川慶喜の生涯を描いており、幕末の政治劇を主人公の視点から追っています。

 

あらすじ:

水戸藩主・徳川斉昭の七男として生まれた七郎麿(後の慶喜)は、斉昭による英才教育を受け、11歳で一橋家を相続します。黒船来航の騒動の中、慶喜は幕閣の期待を集め、将軍候補に名を連ねますが、井伊直弼の登場により運命が変わります。安政の大獄で蟄居謹慎を命じられた慶喜ですが、桜田門外の変後、家茂の後見職に就任し、時代の荒波を乗り越えていきます。

 

キャスト:

徳川慶喜: 本木雅弘

徳川斉昭: 菅原文太

吉子役: 若尾文子

新門辰五郎: 堺正章

永原帯刀役: 佐藤慶

その他、石田ひかり深津絵里などの豪華キャストが出演しています。

 

見どころ:

主演の本木雅弘さんが、クールで聡明な慶喜を演じており、その演技には高い評価が寄せられています。また、幕末の動乱に巻き込まれる村田新三郎(架空の人物)を演じる藤木直人さんの準主役格の活躍も見逃せません。さらに、慶喜の生涯のうち、江戸開城以降の45年間は描かれておらず、その点も物語の特徴となっています。

 

このドラマは、幕末の複雑な対立構造や、主人公の慶喜の動きの乏しさ、架空人物の存在意義などから視聴率は伸び悩んだものの、歴史ドラマとしての重厚な内容と演技力の高さで、多くのファンを魅了しました。興味深いのは、慶喜の孫にあたる宣仁親王妃喜久子や、曾孫の徳川慶朝がロケの見学に訪れたエピソードもあり、話題を集めました。