2008年に放送されたNHK大河ドラマ「篤姫」の第4話「名君怒る」の詳しいあらすじは以下の通りです。
島津斉彬が新しい薩摩藩主として鶴丸城に入城し、藩主交代に伴い、本家に次ぐ家格を持つ御一門家の家族が斉彬と対面することになります。対面する順番は重富島津家、加治木島津家、垂水島津家と続き、最後に於一（宮﨑あおいさん）が生まれた今和泉島津家の番となります。
斉彬は於一と対面し、彼女の男装して男子ばかりが通う学問所に出入りしていた過去や、史書を読むことを好む性格を知り、於一を気に入ります。そして、於一を自分の養女として島津本家で引き取ることを決意します。斉彬の狙いは、島津家から徳川家祥（のちの家定）の御台所を送り出し、その家定の次の将軍を一橋慶喜にすることでした。この時、於一を見初めたのは斉彬だけでなく、重富島津家の島津右近も興味を示していました。
このエピソードは、篤姫の物語において、彼女が島津家の中心人物としての地位を確立していく過程を描いており、篤姫の成長と藩内の政治的動向を深く掘り下げています。
