NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第４１話のあらすじは以下の通りです。
「軍師官兵衛」第41話「男たちの覚悟」
このエピソードでは、秀吉が利休に切腹を命じるという重大な出来事が描かれています。利休は小西行長と官兵衛に代わって秀吉に苦言を呈し、その結果、秀吉の怒りを買ってしまいます。朝鮮王の使いが秀吉のもとを訪れ、秀吉はこれを服従の意と解釈しますが、実際には違っていました。仲立ちをした行長が使者を言いくるめて「天下統一の祝いの使者」として参上させたのです。この外交の仲立ちをしていたのが対馬の宗氏で、宗義智は秀吉に臣従し、本領安堵を約束された人物です。朝鮮出兵に際しては、小西行長とともに先陣として活躍しました。ドラマでは、秀吉が使者たちに「明への道案内」を頼む場面がありますが、真相を知らない秀吉の間抜けさが描かれています。行長は秀吉に真相を知られたら殺されると恐れ、官兵衛に助けを求めます。利休は行長と官兵衛を守るために自ら進んで秀吉に真実を伝える役を買って出ます。おねもまた、官兵衛を通して夫秀吉の無謀な行いを止めようとしていました。秀吉は大陸進出を咎められると激怒し、官兵衛に故郷に帰るよう命じます。しかし、官兵衛は秀吉を見捨てず、利休が切腹を命じられた時も仲介しようとします。利休は自らの命を差し出すことで秀吉に己の傲慢さを知らしめようとしました。最終的に、秀吉は利休を処刑し、その後、愛する子鶴松まで失います。秀吉は子を失った悲しみを振り払うために、大陸への野望をさらに燃やします。官兵衛もまた、秀吉についていく決意をします。
このエピソードは、登場人物たちの複雑な感情や、時代の変化に対する彼らの覚悟が描かれており、非常にドラマチックな内容となっています。
