NHK大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」第５話のあらすじは以下の通りです。
第５話「兄との約束」
闇夜にまぎれ、源頼朝（大泉洋）は堤館と山木館を立て続けに襲撃し、見事に勝利を収めます。この勝利により、頼朝は坂東での政の第一歩として土地の分配を始めることを宣言します。しかし、この動きに激怒した平家方は、相模の大庭景親（國村隼）が率いる３千の兵を出陣させます。
頼朝軍は３００人と数で劣っていましたが、三浦真澄（佐藤B作）率いる１０００人の援軍が合流する計画でした。しかし、雨の影響で酒匂川が増水し、援軍は進軍できなくなります。その結果、頼朝軍は石橋山で大庭軍と対峙することになりますが、伊東祐親（浅野和之）率いる軍に挟み撃ちにされ、大敗を喫します。
北条宗時（片岡愛之助）は、頼朝軍の危機を救うため、北条館の別館に置いてあった観音像を取りに行くことを決意します。しかし、その途中で伊東祐親の命を受けた善児（梶原善）によって命を落とします。宗時の死は、義時（小栗旬）にとって大きな打撃となり、物語に深い影を落とします。
このエピソードは、源頼朝の挙兵による坂東武者の世の創造と、北条家の権力中枢への上り詰める野望を描いており、後の鎌倉幕府の成立へと繋がる歴史的な背景を詳細に描いています。
