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NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第26話のあらすじ

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第26話のあらすじは以下の通りです。

第26話「悲しむ前に 」

 

建久9年(1198年)12月末、源頼朝は医師から「神仏がこぞってお助けしても、もってあと数日」と宣告されます。頼朝の嫡男である頼家は、まだ鹿狩りから戻っていません。政子たちは動揺しますが、義時は頼朝が危篤状態であることが外に漏れないように対策を講じます。しかし、頼家の乳母夫である比企能員には知らせる必要があり、義時は能員に頼朝が跡継ぎに頼家を望んでいることを伝えます。能員は喜び、比企館に戻るとすぐに妻と娘せつに話し、さらには三浦義澄にも頼朝の病状を教えます。

 

北条館では、りくが時政に比企の勢いが増すことを警告し、発破をかけます。時政は、阿野全成と実衣に「鎌倉殿の跡を継いでくれ」と持ちかけます。一方、義時は大江広元三善康信らと相談し、頼家が朝廷から「日本国総守護」の職につけるよう願い出ます。頼朝が生きているうちに急いで対応することになります。義時は、頼家がつつじを正妻に迎え、男児が生まれた時は三浦義村に乳母夫になってほしいと頼みます。義村は条件付きで承諾します。

 

頼朝の葬儀の準備が進む中、頼家が鹿狩りから戻り、「わしが跡を継ぐことは決まっているのだから、隠すことはない」と言い、御家人たちに頼朝の危篤を知らせるよう命じます。大江広元は、極楽浄土に往生できるよう、頼朝の臨終出家を勧めます。頼朝の髪から捨てたと言っていた観音像が出てきます。頼朝が亡くなり、頼家が二代目を継承します。頼朝の死後、後継者に頼家を推す比企能員と、頼家は若すぎるとして異母弟・全成を推す北条時政が対立します。政子は、頼家に跡を継ぐ意思があるか確かめ、自信がないとためらう頼家に「鎌倉を混乱から守れるのは、あなただけ」と励まします。頼家は後継者になることを決意し、御家人たちを集めて二代目鎌倉殿を継承すると宣言します。悔しがる時政を、義時が「鎌倉が栄えてこそ、北条も栄えるのです」と諭します。義時は、火葬後の広場でたたずんでいると、息子の頼時が来て頼朝の着物の汚れから、「頼朝は気を失って、馬から落ちた」と見立てます。義時は頼時を褒め、頼朝亡きあと、自分がやるべきことはないと考えて、伊豆に退くことを決意します。

 

このエピソードは、頼朝の死とその後の鎌倉殿の権力争いを描いており、政治的な動きや人間関係の複雑さが見どころです。また、史実との違いも興味深いポイントで、ドラマでは落馬説をアレンジしていますが、これはドラマの演出であり、史実では頼朝の死因には諸説あります。