華流ドラマ『夢織姫(ゆめおりひめ)~秘密の貴公子に恋をして~』見どころは? ネタバレ 第12話のあらすじは以下の通りです。
この日の朝堂では、厳相(げんそう)が涙ながらに訴え、班婳(はんかく)を厳甄(げんしん)に嫁がせるよう皇上に頼みます。しかし容瑕(ようか)と石相(せきそう)は班淮(はんわい)を庇い、謝伯(しゃはく)は厳相を擁護します。その間、厳夫人は礼儀を顧みず、厳甄の命も顧みず、班婳に無理やり嫁がせようと迫ります。しかし班婳は毅然と「自分は絶対に嫁がない。厳甄がここで死んでも、一命を以て一命を償う」と宣言し、陰氏や厳夫人を驚かせました。
さらに厳相が班淮に絡むと、班淮の身から銀票が落ちます。その中には厳晖(げんき)の買官売官の証拠も含まれており、皇上は激怒して厳晖を死刑にしようとします。しかし容瑕と石相が諫め、厳晖は功をもって罪を償えると説得したため、皇上は処刑を取りやめ、厳夫人は顔面蒼白となりました。
その後、容瑕は獄中の厳晖を訪ね、三つの重要な情報を伝えたうえで取引を持ちかけます。厳晖は当時容家が滅びた真相を語り、容瑕は厳家全員の命を守る手助けをします。一方、班婳は白狐の大衣を着て矢に射られる夢を見て、目覚めるとその衣のデザインを描き、硬邦邦(こうほうほう)に急いで探させました。
班婳は石晋(せきしん)の助けを得て、祖父から伝授された回馬槍を教え始めます。石晋は大喜びで手取り足取り教わり、班婳は飾らず自由な性格を見せます。班恒(はんこう)はこの情報を容瑕に伝え、「今こそ班婳を追うべきだ」と促します。石崇海(せきすうかい)が石晋の動きを見て尋ねると、石晋は「この二つの動作は福楽郡主から教わった」と答え、石崇海は喜びます。その後、班家では白狐の毛を探しており、石晋は野外で狩猟しますが、怪我をしてしまいます。
容瑕は母の白狐皮を取り出し班婳に届けますが、班婳は感謝せず、傷を負った石晋のもとへ向かいます。班婳が石晋に薬を塗る場面を石飛仙(せきひせん)が偶然目撃し、石飛仙は容瑕がよく訪れる字画店でそのことを匂わせます。容瑕は表情を変えず、心中に秘めつつも、石飛仙の誘いを婉曲に断ります。
班婳が石晋の狩った獲物を受け取ると、陰氏はすぐにその意図がプロポーズであることを察しますが、勉強に疎い班婳は気づきません。班恒は容瑕の白狐皮で白狐大衣を作り、班府に届けるとともに火鍋を囲む準備をします。班婳は容瑕の訪問に驚きつつも、わざと彼を挑発します。班淮が理由を説明すると、班婳は怒りのまま席を離れます。
容瑕は班婳の怒りの原因が自分の皇上への発言であると知り、誤解を解こうとします。「自分の言葉は貶める意図ではなく、真心からのものだ」と説明します。しかし班婳は怒りのために無視し続け、毅然と彼を押しのけます。すると容瑕は思わず彼女を引き寄せ、初雪の中でロマンチックにキスを交わします。班婳もその瞬間、周囲のことを忘れるほど夢中になってしまいます。