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NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」第35話のあらすじ

 

NHK大河ドラマ軍師官兵衛」第35話のあらすじは以下の通りです。

軍師官兵衛」第35話「秀吉のたくらみ」

 

天正1410月、遂に徳川家康豊臣秀吉に帰順し、秀吉本隊が九州に出陣できることとなりました。豊前の香春岳に陣を構えた官兵衛のもとに、長政と又兵衛が秀吉の書状を携えて大阪からやってきます。書状には「味方になる者には本領安堵を約束せよ」との秀吉の命令が記されていました。

 

長政は善助に徳川家康のことを尋ねられ、家康が秀吉の陣羽織をねだった話を印象的に語ります。官兵衛は、これは秀吉が一芝居打ったものだと推測します。秀吉は家康が秀吉に従う様を見せつけることで、諸将に天下人の威光を見せつけて服従させられる道が開けると考えていたのです。

 

秀吉は博多での茶会を開く計画を立て、利休に九州に来て取り仕切るよう頼みます。その際、キリシタン大名である高山右近が訪れ、秀吉は右近にキリシタンのことを尋ねます。右近は秀吉が布教を許してくれたおかげで信徒が増えていると答えますが、秀吉はキリシタンの勢力に対して疑惑を抱いていました。

 

官兵衛は豊前の領主・宇都宮鎮房本領安堵を約束し、味方につけます。しかし、秀吉は突如、キリシタンの布教を禁じる書状を高山右近に送り、信仰を捨てるよう迫ります。秀吉の前でコエリョが自身の九州における人気や大砲を積んだポルトガル船の無敵さ、そしてキリシタン大名の大村から貰い受けた長崎の港を自慢したことが影響していたのです。

 

官兵衛は秀吉を訪ね、右近を許すように説得しますが、秀吉は聞き入れません。秀吉はバテレンが日本を乗っ取ることを狙っているとし、キリシタンによる一揆が起きかねないと懸念します。そして、秀吉は官兵衛に豊前六郡を与えると言いますが、これは宇都宮鎮房との本領安堵の約束を違えることになります。秀吉は宇都宮に国替えを命じると言い、官兵衛の心には再び戦にまみえることへの憂いが広がります。

このエピソードは、秀吉の野望、家康との関係、官兵衛の立場など、物語の中で重要な転換点となっています。