NHK大河ドラマ「鎌倉殿の１３人」第４５話のあらすじは以下の通りです。
第４５話「八幡宮の階段」
健保７年（１２１９年）１月２７日、源実朝は右大臣の拝賀式を終えて本宮の廊下に出ます。その時、庭にいた巫女のおばばが「天命に逆らうな」と警告します。太刀持ちだった北条義時は、直前に実朝の指示で源仲章と交代していました。義時は三浦義村に公暁の居場所を尋ね、義村は公暁が義時の命を狙っていると知らせます。楼門を出た実朝を見て、泰時が助けに行こうとしますが、義時が止めます。
公暁は大太刀持ちの源仲章に斬りつけ、実朝は小刀を取り出すも、おばばの言葉を思い出し、逆らわずにいました。公暁が実朝を斬り、声明文を読み上げようとしますが、義時の命令で警護の兵が公暁たちに殺到し、公暁は討たれます。
政子は訃報を聞いて動揺し、公暁を助けたいと考えます。義村は、公暁との関係を示すものを全て処分し、「謀反に加担していたことをしゃべられたら三浦は終わりだ」と述べます。公暁は御所に忍び込み、政子にかくまわれていましたが、義村によって背後から刺殺されます。
一方、義時は大太刀持ちの役目を仲章と交代した理由を宿老たちに説明し、泰時は義時が実朝の暗殺を止めなかったことを非難します。政子は自害しようとしますが、トウに止められます。
親王の下向を巡っては、後鳥羽上皇にも伝わり、鎌倉では親王を迎えるべきか意見が分かれます。義時は朝廷から断るよう仕向けるために、早く下向するよう督促します。そして、義時は運慶に自分に似せた仏像を作らせることを命じます。
このエピソードは、実朝と公暁の最期、義時と義村の似た者同士の関係、そして義時と政子の運命共同体としての結びつきが描かれています。また、史実とドラマの違いについても解説されており、ドラマチックな展開が多いことが特徴です。実朝の美しき最期には多くの視聴者から反響がありました。
